Boda （ボダ）Erik Höglund（エリック・ホグラン）foot vase umber H15cm │ 北欧 スウェーデン ヴィンテージ ガラスベース 花瓶

スウェーデンを代表するガラスアーティスト、Erik Höglund（エリック・ホグラン／1932–1998）による、グレーのガラスのベースです。

Erik Höglundは、1950年代から1960年代にかけてスウェーデンの老舗ガラスメーカー「Boda社」に在籍し、プリミティブで温かみのあるデザインと、素材の魅力を引き出す大胆な表現で知られています。

動物や人物のモチーフ、そして独特の気泡技法など、唯一無二の世界観を持つ作品は、今なお世界中のコレクターを魅了しています。

Erik Höglundの代表的なカラーとも言える琥珀色のアンバー。透明感のある美しいカラーです。

全体には細かな気泡が散りばめられ、時折大きな気泡も見られるのが特徴で、大小の気泡のコントラストが大変美しく、まさにErik Höglundらしい表情を持つ一点です。

ゴブレットのように脚付きのベースでクラシカルな雰囲気も漂います。ベースとしてはもちろん、チョコレートやキャンディを入れたり、そのまま棚に飾ったりなど使い方の幅が広いアイテムです。

Höglundの代表作に多く見られる、あえて気泡を含ませた作風は、当時のスウェーデンで主流だった透明度の高いクリスタルガラスとは一線を画すものでした。初期の頃にはじゃがいものくずをガラスに混ぜ込み気泡を生み出していたという逸話も残り、彼のユーモアと実験精神が表れています。

底面には読み取りづらいですが、「H959/140」と品番の刻印が施されており、コレクターズアイテムとしての価値も感じさせる作品です。

商品情報

コンディション

内側口元付近に異物が混入して膨らんでいる箇所があります。ご使用には差し支えありません。その他特筆すべきダメージはなく、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。

※ガラス製品の特性上、製造上発生する気泡や細かな傷が見られる場合があります。可能な限り詳細画像を載せていますが、モニターでは確認できない傷や、光の加減で見られる擦れなどが入っている場合がございます。