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にぎやかなテラスを想像して、ボイスンのラブバード

2026.10.30

KAY BOJESEN LOVEBIRDS
にぎやかなテラスを想像して、ボイスンのラブバード

先日、Kay Bojesen(カイ・ボイスン)のラブバードが、オークとブラックの2組入荷しました。

丸い頭と胴に細い足がついた、手のひら大ほどの木の小鳥。2羽で1組になっていて、寄り添うように並べても、向かい合わせにしても絵になります。

今回は、ラブバードと同じ鳥のシリーズにあたる「ソングバード」の誕生の話から、2羽でいることの意味、そして楽しみ方まで、ひと通り書いてみようと思います。

ボイスンの経歴や木製玩具については、以前のコラム「子供部屋から、大人のコレクションへ。」で書いたので、そちらもよければお読みください。

THE SONGBIRDS
ソングバードの誕生

テラスにいた鳥たち

ソングバードは、ボイスンの小鳥をかたどった木製オブジェのシリーズです。

もとになっているのは、1950年代にボイスンが描いた鳥の原画。ところが当時は製品にならず、実際に作られたのは2012年になってからでした。

ボイスンが亡くなったのは1958年。この鳥たちは、生前に製品になることがなかったわけです。

着想について、現在この鳥たちを製造しているRosendahl社は、ボイスン家のテラスがその源だったのかもしれないと紹介しています。そこにはお花や籐の家具があり、鳥たちでにぎやかなテラスだったようです。

アルバムで見つかった1枚

製品化の手がかりになったのは、ボイスン家のアルバムでした。あるとき、そのアルバムの中から、木でできたソングバードの写真が見つかったそうです。

さらに調べていくと、ボイスンが描いた原画は、もともと5羽分あったこともあとからわかったとのこと。

1950年代に描かれた原画と、アルバムに残っていた1枚の写真。この二つをもとに、半世紀以上たってから、小さな木の鳥たちが製品になった。そう考えると、物語を感じます。

LOVEBIRDS
ラブバードというペア

ソングバードに着想を得たペア

ラブバードは、Rosendahlの鳥のシリーズのなかで、2羽が1組になったタイプ。

ブラックのラブバードについては、ソングバードで展開されている黒い「Raven」に着想を得たとされています。

ラブバードそのものの誕生の経緯は、はっきりした資料が見つかりませんでしたが、ソングバードの流れをくむペアだと考えると、納得がいきますね。

2羽で、ひとつ

Rosendahlでは、ラブバードをロマンスや多様性、結びつきの象徴として紹介していて、結婚祝いなどの贈り物にもおすすめです。

同じ形の2羽でも、並べ方ひとつで雰囲気が変わるのがおもしろいところ。向かい合わせにすれば話し込んでいるように、寄り添わせれば寄りかかっているように見えます。その様子はまるで人間のようです。

オークは、明るい木肌の本体に濃い色のくちばしの1羽と、濃い色の本体に明るい色のくちばしの1羽。同じ形で、色が逆になった2羽です。

ブラックは、つやのある1羽とマットな1羽。似ているのに少しだけ違う2羽が1組になっています。

LIVING WITH LOVEBIRDS
ラブバードのある暮らし

手元に置くと

1羽の大きさは、幅10cm、奥行き4.5cm、高さ9cm。手のひらにのるほどなので、棚の一角でも、本の隣でも、窓辺でも置き場所に困りません。

頭の部分は動くので、角度を変えるだけで表情が変わります。こちらを向かせたり、お互いを見つめ合わせたり。毎日少しずつ向きを変える、そんな楽しみ方もできそうです。

鳥のオブジェには、にぎやかさと可愛らしさがあります。ラブバードも2羽がそこにいるだけで小さなおしゃべりが聞こえてきそう。

ボイスン家のテラスの景色を想像しながら楽しむオブジェとしても、ぴったりだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

KAY BOJESEN ITEMS
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この記事を書いた人:Yuki Hasegawa (Normartオーナー)

北欧ヴィンテージ食器やアート雑貨を扱う Normart(ノルマート)を運営。
「すべての人に美しさを」をミッションに、北欧ヴィンテージが持つ美しいデザインやストーリーを通して、 自分らしく、心地よく過ごせる暮らしをお届けしています。

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