こんにちは。
Normartです。
先日の松本古市、久しぶりの出店でした。
来月は愛知県・岡崎市の古民家への出店があります。
そして11月は出店ラッシュで、名古屋と初の大阪にお邪魔する予定です。
お近くの方はぜひ遊びにきてくださいね。詳細はインスタグラムでお知らせします。
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先日から新着アイテムの入荷が続いています。
今回はMichael Andersen & sonのベースをご紹介します。
グレージュの素地にブラウンの楕円模様が大きく描かれているのが特徴的で、シンプルながらもモダンなデザインです。
冒頭の写真はこちらのベースのバックスタンプ。
三角形に3匹の魚が描かれていますが、こちらはMichael Andersen & sonのロゴとなっているものです。
デンマークをはじめとする北欧はニシン漁が盛んなので、それをモチーフにしているのではないでしょうか。
愛嬌があってとっても可愛いです。
Michael Andersen & sonは1890年にデンマーク、ボーンホルム島にある既存の工房を引き継いだところから始まります。
土物らしい陶器の製品から、可愛らしいタッチのデザインまで、幅広く多彩なアイテムを製造してきました。
こちらは土の温かみが感じられるティーポット。
絵付けはハンドペイント施され、持ち手は籐で編み込まれ作られていて手作りの良さを感じます。
北欧らしい絵本のようなタッチが特徴的なアート・プレート。
男の人たちが漁をしている様子が描かれています。
作品を見ても幅広い作風が感じられますよね。
Michael Andersenの長男であるDaniel Andersenは芸術監督として、デンマーク国内外から優秀な陶芸家やアーティストを継続的に雇用します。
それが様々な優れた感性の作品が生まれた理由のひとつかもしれません。
特に1955年にMichael Andersen & Sonに入社したMarianne Starckは大きな功績を残した人物として知られています。
今回ご紹介したベースも彼女のデザインで、刻印に入っている「MS」は彼女のイニシャルを表しています。
Marianne Starckはドイツ、ハンブルクの美術学校で教育を受けた人物で、1975年からは芸術面と技術面の両方の責任者となります。
責任者でありながらも、自身でも多彩で想像力豊かな作品を複数生み出しました。
ボーンホルム島には優れた陶磁器メーカーがいくつも存在していましたが、特にMichael Andersen & Sonはアート製の高いアイテムが多いように感じます。
日本ではあまり馴染みのないメーカーのように思いますが、素晴らしい作品がたくさんあります。
当店ではこれからもMichael Andersen & Sonのアイテムをコレクションしていきたいと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!