こんにちは。
Normartです。
ブログの配信が隔週になってきてしまいました。
一度スキップしてしまうと続いてしまうので、新しい情報を常にキャッチして発信したいと思います。
先日は東京・汐留美術館で開催されているポール・ケアホルム展に行ってきました。
素晴らしい作品の数々で、北欧モダンについてより理解が深まった気がします。この話はまた後日。
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さて、今回は少し珍しいアイテムを手に入れることができましたのでオンラインストアにUPする前にご紹介したいと思います!
冒頭の画像にもありますが、Arabiaで1960年代に製造されたキャンディーポット/ジャムポットです。
ブドウやイチゴのような果物、葉っぱが全面に描かれているキュートなアイテムです。
カラーは今回のブルーと、ブラウンの2色展開だったようです。
そしてこのポット、フィンランドのチョコレートで有名なFazer(ファッツェル)と関係があるアイテムなんです。
Fazerから現在販売されているMarianneというキャンディーをご存知でしょうか。写真にも写っている赤と白のストライプの包装紙で有名なキャンディーです。
カリカリとしたペパーミントキャンディーの中にチョコレートが入っているという、日本人にはあまり馴染みのない食感。
僕も最初食べたときはちょっと苦手かな...と思いましたが、意外と病みつきになります。
このMarianne、いつもデンマークでお世話になっているディーラーさんが荷物の中に入れてくれることもあり、ここ最近、我が家には常にあります。
フィンランドのお土産としていただくことも多いので、ご存知の方も多いかも知れませんね。
Marianneは現在、Fazerから販売されていますが、元々はフィンランドのお菓子メーカー、Chymos(キーモス)という会社から販売されていました。
Chymosは1906年に創業し、2006年にFazerに吸収されてしまいますが、100年もの間、ワインやキャンディーなどを製造し、最盛期には400人近い従業員を抱えていたそうです。
ChymosがMarianneを販売していたときに、このキャンディーポットの製造をArabiaに依頼し、販売促進の目的で製造していたものと思われます。
このポットの中にキャンディーを入れて販売していたと思うととても可愛いですよね。
本来であればバックスタンプに"Chymos"と刻印が入りますが、こちらのポットには何故か入っていません。
Arabiaのヴィンテージでお馴染みの刻印が入っています。
人気のアイテムだったのでChymosとの契約が終了後も少しの期間製造されていたのかもしれないですね。もしくは契約前に作っていたとか。
いずれにしてもあまり見かけないアイテムだったのでご紹介しました。
キャンディやチョコレートを入れて、テーブルに置いておくだけで可愛さが伝わってきます。
こちらは近々オンラインストアにUPしますので、お楽しみに。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!