Hygge Life #18【追悼 リサ・ラーソン】

こんにちは。

Normartです。

3/11にスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンさんが92歳で永眠されました。

説明するまでもないですが、間違いなく彼女が北欧デザイン界をリードした1人でもあり、日本に「北欧ブーム」を起こした火付け役でもあると思います。

当店は彼女の作品に出会うことがあまりありませんでしたので、ほとんど取り扱ったことはないのですが、先日たまたまUNIKのゾウの陶板を見つけたので仕入れました。

こちらはもともと販売用として仕入れましたが、彼女への敬意とこれまでたくさんの名作を生み出してくれた感謝を込めて、個人的なコレクションにしようと思います。

リサ・ラーソンさんはある雑誌のインタビューで、「歳をとる暇もないくらい、新しいアイデアが浮かんでくる」と言っていました。

今から10年前くらいの記事で、当時彼女は82歳でした。

常に新しいことに挑戦する姿勢が本当に素晴らしいですよね。

リサ・ラーソンと言えばライオンやネコなどのZooシリーズが人気で、日本では陶磁器に限らず、ステーショナリーや雑貨など、とても人気になっています。

あまり知られてはいませんが、かなり渋めのベースやオブジェなどもたくさん作っていました。

スポーツ選手や政治活動、その時代の象徴的な出来事から作品を作ることも多くありました。

そして偶然にも、今日本ではリサ・ラーソン展が開催されています。

鹿児島から始まったこの展覧会は、現在は滋賀県の陶芸美術館で行われており、6月からは僕の地元の岐阜県現代陶芸美術館に回ってきます。

もともと行く予定でしたが、リサ・ラーソンさんが亡くなられたことで、見る視点や思うことなどに変化がありそうです。

ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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