こんばんは。Normartです。
(最近体調不良だったため、先週のメルマガはおやすみでした)
先日、岐阜県陶芸美術館で開催中のリサラーソン展に先日足を運んできました。
リサが亡くなってからまだ3ヶ月ですが、彼女が作った作品を見ていると、まだスウェーデンで元気に作陶している様子が想像できます。
今回の展示にはユニークピース(工業製品ではなく1点モノの作品)も多く並んでいて、なかなかお目に掛かれない作品も多いのでお近くの方は是非足を運んでみてください。(確か8月末まで開催していたと思います)
リサは陶芸家として人や動物をモチーフとした陶芸作品を生み出してきました。
彼女は陶器以外の素材にも興味を持ち、ガラス製の作品もいくつかデザインしています。
スウェーデンはガラス工房も多く、美しい作品を数々生み出してきた産地でもあります。
スウェーデン南部、森林に覆われた高台に位置する、スモーランド地方がガラス工芸の発祥と言われています。
リサのガラス作品を手掛けていたのはSkurf(スクルーフ)というメーカーでしたが、他にもスウェーデンには優れたガラス工場が数多く存在します。
日本でも有名なメーカーだと、Kosta BodaやOrrefors、そしてリサの作品を作っていたSkurfなどがあげられます。
当店でも最近、スウェーデン製のキャンドルホルダーが入荷しました。
Bergdala (ベルグダラ) flower candle holder
あまり日本では知られていませんが、Bergdala(ベルグダラ)というガラス工房で、1889年に南スウェーデンで創業した歴史あるブランドです。
神話上のオブジェやはっきりした色のアートガラスで有名になったメーカーです。
日本でBergdalaの製品はあまり見かけませんが、トロール(北欧の森の妖精)をモチーフにしたオブジェはたまに見かけます。
その他にも動物をモチーフにしたオブジェも見かけますね。
今回入荷したキャンドルホルダーは、立体感のあるお花をモチーフにしたもので、花びらが咲き誇っているような作品です。
花びらの部分はフロストのような質感で、根元の部分はカットが美しいクリアガラスになっています。
ホルダー部分は面積が広いため、自作のアロマキャンドルなども入れることができます。
スウェーデンのガラス製品はカットの技術や輝きが特に特徴的だと思います。
光を当てて生まれる輝きや、影と光の陰影を楽しむこともできそうです。
スウェーデンのガラス製品、お気に入りを探してみてくださいね。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!