

2026.8.28
SWEDISH VINTAGE MAGAZINE, RETRO
眺めるだけでも楽しい、雑誌「RETRO」の話
オンラインストアではご紹介していませんが、北欧に関する書籍や雑誌もたくさん集めています。その中でも特にお気に入りのスウェーデンの雑誌「RETRO」についてご紹介します。
こちらを含め北欧関連の書籍はつい自分のコレクションとしてしまうので、あまり皆様にご紹介するきっかけがなかったのですが、デンマークやスウェーデンにはインテリアやヴィンテージを専門に扱っている書籍がいくつかあります。
北欧ヴィンテージの人気や世界観を感じられるような、日本ではあまり手にすることができない貴重な資料でもあります。
ノルマートのギャラリーでは閲覧できるようにしているので、気になった方はぜひ見ていただきたいものです。

WHAT IS "RETRO"? 雑誌「RETRO」について
「RETRO」は、正式には「Scandinavian Retro」というタイトルのスウェーデンの雑誌で、副題には「Succémagasinet om inredning och design(インテリアとデザインの人気雑誌)」とあります。
その名の通り、北欧ヴィンテージのインテリアやデザインを専門に扱った一冊です。
表紙を見ると、「993 SOMMARLOPPISAR」「989 SOMMARLOPPISAR」のように、その号で紹介されるサマー・フリーマーケットの数が大きく打ち出されていたり、「DUKAT KARIN BJÖRQUISTS」のように特定のデザイナーやブランドを掘り下げる特集が組まれていたりと、特集のテーマは号によってさまざまです。
フリーマーケット情報やコレクターの部屋の紹介、ブランドの歴史解説など、北欧ヴィンテージ好きにはたまらない内容が詰まっています。


FUN TO LOOK AT, EVEN IN SWEDISH スウェーデン語でも、眺めるだけで楽しい
僕はスウェーデン語を読むことができません。それでも、この雑誌は眺めているだけで十分に楽しめます。
手に取った号のページには、Rörstrand(ロールストランド)で活躍した陶芸家Gunnar Nylund(グンナー・ニールンド)による、色とりどりの陶器の魚のオブジェがずらりと並んでいました。
そして別のページには、フィンランドのデザイナーAntti Nurmesniemi(アンティ・ヌルメスニエミ)が1957年にWärtsilä社向けにデザインしたコーヒーポット「Pehtoori(ペヘトーリ)」が、赤・黄・青・緑など様々な色で紹介されています。
特集の中身は号ごとに異なりますが、今回開いた号にはこの二つが取り上げられていました。
文字が読めなくても、写真の情報量だけでお腹いっぱいになるくらい、眺めていて飽きないものです。
A COLLECTION IN ITSELF 自分のコレクションが載っている楽しさ
誌面をめくっていて何より楽しいのは、自分が普段扱っている、あるいは個人的に集めているアイテムがふと登場する瞬間です。手元にあるものと重なる一点に出会うと、思わずページをめくる手が止まります。
こうして一冊の雑誌の中に、様々なデザイナー・ブランドのヴィンテージ品が所狭しと詰め込まれているのを見ると、北欧ヴィンテージという世界の人気の厚みを改めて実感します。
もともとは販売目的で買い付けたはずのこの雑誌でしたが、気づけば手放せず、自分のコレクションに加えることにしました。雑誌そのものもまた、集める楽しみのひとつになっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
