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北欧ヴィンテージ食器・アート雑貨のお店 Normart

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Irmaの少女とデンマークの思い出

2026.9.3

THE IRMA GIRL
Irmaの少女

今日はお話しするのは、デンマークで長く愛されてきた小さなキャラクターについてです。

スーパーマーケット「Irma」のシンボルとして知られる、通称"Irmaの少女"。買い物かごを持つ姿は、パッケージや店内のあちこちで見かけるものでした。

今回はそのブランドの歴史と、デンマークでの僕自身の思い出、そしてNormartのロゴにインスピレーションを受けたことを、綴ってみようと思います。

THE STORY OF IRMA Irmaというブランドについて

Irmaは1886年、コペンハーゲンで寡婦だったKaren Marie Scheplerが、乳製品や卵を売る小さな店を開いたことから始まりました。

当時の女性は事業主になれなかったため、店は息子Carl Scheplerの名前で営まれていたといいます。

「Irma」という名前が使われるようになったのは1907年のこと。マーガリン製造会社Johannes Rasmussens Margarinefabrikとの共同商品「JRMA」の略称が、発音しやすい「IRMA」に変わり、店の名前として採用されました。

買い物かごを持つ少女のロゴも、同じ年の1907年、建築家Sofus Greiffenbergが自身の娘Elseをモデルに描いたものです。以来100年以上にわたってブランドの顔であり続け、デンマークでは国民的な存在として親しまれてきました。

2023年にIrmaは店舗チェーンとしての歴史に幕を下ろし、2024年5月に最後の7店舗が閉店しましたが、少女のロゴは今も多くの人の記憶に残っています。

A MEMORY FROM DENMARK デンマークでの思い出

2019年に初めてデンマークを訪れた時、コペンハーゲンのIrmaにも足を運びました。

店内にはIrmaの少女がパッケージにデザインされた食品や飲料など、たくさんの商品が陳列されていました。どれもパッケージでつい買ってしまう、いわゆるパケ買いしたくなるような商品ばかりでした。

店内の入り口にはコットン製のバッグが売られていました。今ではなかなか手に入らなくなってしまった、あのコットンバッグです。カゴにたくさん入っていた中から、3枚ほどを購入した記憶があります。

使っている人であればわかると思いますが、しっかりした厚手の生地で容量もあります。このバッグを持って、デンマークのセカンドハンドやヴィンテージショップを巡り、買い付けたものを入れて街を歩いていたことを思い出します。

それからこのバッグはデンマークへの買い付け旅の、良い思い出のアイテムです。

THE GIRL BEHIND OUR LOGO Normartのロゴに込めた想い

Normartのロゴを考えていたとき、頭にあったのはIrmaの少女のことでした。

ブランドの名前より先に、あの少女の姿が浮かぶ。そんなふうに、商品や店の名前を意識せずとも、姿を見ただけで「あ、あのお店だ」と思い出してもらえるキャラクターを作りたい——そう思うようになったきっかけの一つが、Irmaの少女でした。

時代もお店も変わっても、愛されるキャラクターは人の記憶の中で生き続ける。Irmaの少女を見るたびに、そのことを思い出します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人:Yuki Hasegawa (Normartオーナー)

北欧ヴィンテージ食器やアート雑貨を扱う Normart(ノルマート)を運営。
「すべての人に美しさを」をミッションに、北欧ヴィンテージが持つ美しいデザインやストーリーを通して、 自分らしく、心地よく過ごせる暮らしをお届けしています。