Hygge Life #15【フィンランドのグラスアート】

こんばんは。

Normartです。

数日前から暖かい日が続いていますね。
今日は愛知県は少しひんやりしていますが、皆様のところはいかがでしょうか。

僕は岐阜県・多治見市という街の出身なのですが、3/3まで多治見市にある現代陶芸美術館でフィンランドグラスアート展が開催されています。

昨年の12月くらいから行われていますが、なかなかタイミングが合わず、ようやく先週足を運んできました。

東京や他の地域にも回覧しているので行かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

多治見は陶芸の街ですので、北欧のアートや陶芸の展覧会がまわってきます。
なかなかこれだけのアートピース、ユニークピースが多治見で見れることはあまりないので、お近くの方は是非いってみてくださいね!(来週の日曜日までですが)

ここからは展覧会で感じたことです。

フィンランドという国は1917年にロシアから独立してまだ100年ちょっとの国。そのなかで自国のアイデンティティ形成のために力を入れてきた分野の一つが、グラスアートです。

北欧ブランドの代名詞でもあるiittala(イッタラ)やコレクターの多いRiihimaen Lasi(リーヒマエン・ラシ)やNuutajarvi(ヌータヤルヴィ)など独立して100年少しの国とは思えない程、世界的に注目をされているガラスブランドがあります。(iittala以外は既に閉業していますが、どちらもフィンランドのガラスアートの世界を牽引したブランドです)

一方で、同じ北欧でもデンマークには王室御用達のガラスブランド、Holmegaard(ホルムガード)やスウェーデンの老舗ガラスブランドKosta Boda(コスタ・ボダ)があるなかで、とくにiittalaというブランドは際立って認知されているブランドだと思います。

Holmegaardは1825年に設立、Kosta Bodaの前身でもあるKostaは1742年に設立(Kosta Bodaとして誕生したのは1960年)と、iittala(1881年設立)は3社の中では歴史が浅いブランドです。

デザイナーとガラス・マイスター(職人)の関係性、森と湖の自然豊かな国だからこそ生まれたデザインがフィンランドという国を牽引して世界で注目されるようになったことが少し分かったような気がします。

そして先日、iittalaのロゴが新しくなりましたね。あの「i」のマークが今後はなくなるそうです。このことはフィンランド人はどう思っているのでしょうね。とてもショックを受けているという話を聞いたことがあります。

機会があれば知り合いのフィンランド人に聞いてみたいと思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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